白兎はくと神社

大黒さまと白うさぎの神話で知 られ、「古事記」「日本書紀」にも記 されている由緒の明らかな所謂「因幡の白兔」で有名 な神社である。 神話にゆかりの白兔神を祭り、 皇室の紋章である菊花を型どった 菊座石が社殿の土台に使われてい る。

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場 所 鳥取市白兔六〇三番地    地図

道の駅から「大国主命と因幡の白うさぎ」の像を見て一の鳥居が建つ参道入口から、石段を登って行くと、国の天然記念物に指定され日本海沿岸の原始林の特徴を残した社叢が見えてます。

社叢右手には「白兎が大国主命の言葉に従って身体を洗った」という言い伝えが残っている御身洗池がありますが、この池は如何なる旱天・豪雨のときでも水位の増減がないとされる「不増不減の池」とも呼ばれています。 この池で、皮をむかれた赤裸 の白兔が真水で身体を洗い、ガマ の穂でくるんだといわれている。
大国主命と因幡の白うさぎ
一の鳥居
石段を登って前方に社叢
 
 御身洗池(不増不滅の池)
周囲百メートルばかりで、往古は内海池(白兎の旧地名)の流出口であったので、水門と呼んでいたが、 内海池が良田と化してから、僅かにこの池だけが残っている。
神話にある白兎神が、傷口を洗い蒲の花を採って傷につけられ、全治した と伝えられる霊池である。
 


拝殿



本殿
 
 


白兎海岸の沖150mには兎が漂着したという淤岐ノ島があり、鳥居も建立されている
 
白兎神社
白兔神を主祭神とし、保食神を配祀する。白兔神は日本神話に登場する因幡の白兎のことであり、その説話の内容から皮膚病に 霊験のある神として、また、大国主と八上姫神との婚姻を取り持ったことから特定の人との縁結びの神としてかなわぬ恋をかなえ 、特定の人との親交をより深めると信仰される。さらに、遠国の人もこの兎に願えば早く国に帰れるという。また医療の神でもある。

創建の由緒は不詳である。かつては兎の宮、大兎大明神、白兔大明神とも呼ばれた。
戦乱で消失し、鹿野城主だった亀井茲矩により慶長年間に再興された。
現在の本殿は明治時代の再建。

鎮座地は身干山と呼ばれる丘で、因幡の白兎が身を乾かした山と伝えられる。境内には、白兎が体を洗った御身洗池がある。
御身洗池は旱天・豪雨のときでも水位の増減がないとされ「不増不減の池」とも呼ばれている。

本殿の土台には28弁の菊の紋章が彫刻された 菊座石が使われており、当社の創建に皇室の何らかの関わりがあるのではと言われている。

境内ではないが、兎が体を洗ったと言う池ガマ、 近くには国道9号を挟んで白兎海岸が広がり、沖には白兎がいたとされる淤岐島(隠岐の島)がある。(ウィキペディアから)

いなばの白うさぎ
オキの島から本土へ渡ろうとした白うさぎ。ワニ(サメ)をだましようやく渡り終えようとした時「おまえはだまされたのだ」と口をすべらしてしまったからさぁ大変。最後にいたワニに毛皮をすべてはぎ取られてしまいました。
そこへ通りかかった大国主命(おおくにぬしのみこと)が泣いているうさぎに、「真水でからだを洗い、ガマの穂のうえに転びなさい」と教えると白うさぎはとてもよろこび、、「あなたこそ、八上姫(ヤカミヒメ)と結婚することができるでしょう」と言いました。
 
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