智頭宿
 
智頭宿(ちずしゅく)は鳥取県八頭郡智頭町にある旧宿場町。
江戸時代には参勤交代の道にもなり、備前街道と交わる智頭宿は本陣が置かれ、鳥取県最大の宿場町として繁盛した。

智頭往来は歴史の道百選と遊歩百選に選ばれており、沿道には社寺や町家などの古建築が現在も残る。    地図
智頭宿
 
智頭駅前にある観光案内所から駐車場や観光場所の地図を頂き、智頭橋わ渡って信号ある交差点を左折して昔の備前街道へ 街道の街並みを見ながら行き、備前橋を渡って国道53号線を横切って備前街道(横町通り)へ入って少し行くと前方に旧塩屋出店(明治30年頃建設で国指定有形文化財)が右方に見える。
軒高の低い2階建ての構成で、中庭の洋館(国指定有形文化財)は、智頭町出身の映画監督西河克己氏の映画記念館で一般公開されている。
観光案内所

  
備前街道(横町通り)へ入って旧塩屋出店の建屋(国登録有形文化財)と中庭の洋館(国登録有形文化財)の映画記念館への入口


  
中庭にある映画記念館(洋館)と内部の展示の一部


旧塩屋出店を過ぎると智頭往来(田中町通り)で正面に道標(明治時代の道しるべ)を見て左折する



正面に道標(明治時代の道しるべ)は石柱だが中央にあるも分かりにくい


左に塩田屋・河内屋旅館を右方に杉玉工房や前右方向に下町公民館(旧役場 国登録有形文化財)を見る。 また、前左方向の諏訪酒造をみて引き返す。


  
杉玉工房と下町公民館(旧役場 国登録有形文化財)



諏訪酒造


引き返して備前街道(横町通り)を右に分けて行くと左に石谷家住宅、右に消防屯所(国登録有形文化財)を見る。


  
石谷家住宅(国指定重要文化財)入口と右に消防屯所(国登録有形文化財)


  
智頭往来(因幡街道)にある民家


石谷家住宅(スライドを参照)前を過ぎて左に諏訪神社入口の鳥居、続いて興光雲寺を左に見て行くと過ぎて国道373号に合流し、 杉神社への案内板がある。


諏訪神社
創建は鎌倉時代の弘安元年(1278年)で、信州の諏訪大社の分霊を奉るため建てられた。江戸時代は鳥取藩主池田家の祈願所として栄えた。 6年ごとの4月酉の日の御柱祭(諏訪神社の柱祭りとしては県民俗)は、本殿の四隅にスギの巨木4本を建立する祭りである。

杉神社
全国で唯一、杉の霊を祀る神社。後方の滝は滝大明神で因幡の名所。


  
諏訪神社拝殿と杉神社(右)

智頭駅から西に約2kmぐらい行き中田集落で右へ500m進むと豊乗寺(ぶじょうじ)が見える。(案内板あり)


豊乗寺(ぶじょうじ)
国宝や重要文化財を有する古寺。樹齢600年を超す大杉。

  


国  宝  絹本著色普賢菩薩像(けんぽんちゃくしょくふげんぼさつぞう) 東京国立博物館寄託
国重文  絹本著色楊柳観音像(けんぽんちゃくしょくようりゅうかんのんぞう) 東京国立博物館寄託
国重文  木造毘沙門天立像

ほかにも県指定で県立博物館寄託などがある。
 
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