麦木晩田遺跡
古代人の生活を実感

170かにも及ぶ国内最大級の弥生時代の集落跡。見つかった建物跡は900棟、墳丘墓は30基以上にもなります。
魅力は何といっても山、平野、海など、恵まれた自然景観の中にあることです。日が照って風が吹く中を歩き、当時に思いをはせると、まるで弥生人になった気分です。 森の中からひょっこりと弥生人が出てくるんじゃないかー。そう思うこともあります。ひとときですが、今の時代の喧噪を忘れさせてくれます。
 
  昨年四月の一般公開から、訪れた人は3万7000人を超えました。昨年11月には、展示室や体験学習を備えた建物が完成。
展示品に派手さはないかもしれませんが、当時の質素な日常生活を感じさせてくれます。復元模型も厳密に作っていて、細かいところまで見ていただけたらと思いま す。
隣には多目的広場もあり、考古学ファンだけでなく、親子連れの方々にピクニック気分で来てほしいですね。
 今年4月から始まった民間のボランティアガイドの解説が好評です。今秋には、竪穴式住居などが復元され、公開されます。


(県教委文化課文化財主事 中原斉さん)
(H.13.5.1 日本海新聞)

麦木晩田遺跡
メモ
 山陰道の淀江大山インターやJR淀江駅から車で約5分。3日には復元土器を野焼きする実験のほか、クイズラリー、火おこし・勾玉(まがたま)づくりや特産品市がある。
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