豊岡盆地・日和山コース (その2)
(平成30年3月26日)
豊岡盆地・日和山(ドライブ)コースの概略説明

豊岡盆地は、かって大きな入り江の一つだった。それが上流から運ばれる土砂と玄武洞付近から下流が谷が狭い地形になっていることもあり、上流から流入した土砂が急速にたまり埋め立てられ現在のような盆地になりました。

円山川の自然堤防や丘陵地、小河川の扇状地など少し高くなっている場所に住居を築き、低湿地を水田として利用しました。
低湿地は水生動物の棲家となり、コウノトリも住むようになりました。

ドライブコース
戸島湿地→楽々浦と鼻かけ地蔵→絹巻神社と柱状節理→ゾウ岩→田結の震災記念碑と田結湿地
→津井山港→日和山海岸
ハチゴロウの戸島湿地

円山川下流域にある湿地の一つで2002年8月5日に1羽の野生のコウノトリが飛来したことにちなんで「ハチゴロウの戸島湿地」と命名されました。
淡水・汽水が混在し, 希少な生き物や植物があふれるところです。
ここは周辺も合わせて2012年にラムサール条約登録湿地になりました。
左図は子育中のコウノトリを右図戸島湿地建屋の裏から撮影
楽々浦と鼻かけ地蔵
リアス式海岸入り江「楽々浦湾」は一年を通じて静かで優美な湾景を誇っている。
かっては川漁が盛んで岸辺には舟屋が残っている。
畔にある「鼻かけ地蔵」は日本昔話にも出てくるお地蔵様です。
欲張りをせず「1つだけ」なら願い事を叶えてくれると言われている。
絹巻神社と柱状節理

円山川河口に突出た絹巻山のふもとにある神社
境内の入口には柱状の割れ目模様(柱状節理)がある火山岩があり、絹織反物を積み上けたように見えます。周辺の森は[絹巻神社の暖地性原生林]として 県指定文化財になっています。(クリック拡大)


絹巻神社
兵庫県豊岡市にある。城崎温泉駅の北東3Kmほどの気比に鎮座し、絹巻山の麓に境内がある。 但馬五社明神の一つで、祭神は天火明命(あまのほあかりのみこと)を祀っています。天火明命は太陽の光や熱を神格化した神で、太陽神、農業神として信仰されている。
ゾウ岩

形が象に似ているのでソウ岩と呼ばれています。
これは波打ち際で、波などの力で岩が削られ凹んだ地形「ノッチ」が、その後、海面の低下により海岸から離れ、取り残されたものです。
縄文時代頃は今より5メートルくらい海面かI高く、その頃波で削られたと考えられます。
田結の震災記念碑と田結湿地

1925年北但馬地震の際、田結地区では住民が率先して消火活動にあたったため(人命救助より消火を優先)、人的被害が抑えられました(結果多くの人命が助かった)。

地区の中心には震災記念碑があり、今も震災を忘れぬ取組がなされています。
住民らの手で水田を湿地として整備した田結湿地はコウノトリの良い餌場となっています。
津井山港

日本海に面する豊岡最大の港です。イカや松葉ガニ(ズワイガニ)、鯛、カレイ、ハタハタ、サザエなど、1年を通して豊富な水揚げがあります。
フィッシャーマンズ・ビレッジ(右図)では、それら新鮮な魚介類を購入することができます。
日和山海岸

水族館などがある、日本海に面した美しい岩石海岸です。日和山海岸ガイドセンターからは、四季を通じて美しい風景を楽しむことができます。

周辺の岩は日本海ができ始めるころの火山活動でできた流紋岩(火山岩の一種)や 凝灰岩(火山灰が固まった岩)などでできている。
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