鳥取県の遺跡

鳥取県では、妻木晩田遺跡、青谷上寺地遺跡など、全国、世界に誇れる重要な遺跡が多数発見されています。
これらの遺跡は、当時、この一帯が大陸や朝鮮半島と盛んな交流を持ち、豊かな土地であったことを静かに物語っています。

■麦木晩田遺跡
 遺跡の場所 妻木晩田遺跡は、西伯郡大山町と淀江町にまたがる。弥生時代の中期末から古墳時代まで継続した、総面積152ヘクタールの大規模な遺跡です。
ゴルフ場建設を初めする大規模リゾート開発に伴い、発堀調査が行われた際に発見された遺跡で、1999年12月に国の史跡に指定された。
弥生時代中期末(西暦1世紀前半)〜古墳時代前期(3世紀前半)にかけての、竪穴住居跡420棟以上、掘立柱建物跡500棟以上、山陰地方特有の形 をした四隅突出型墳丘墓などの墳墓34基や、環壕など、山陰地方の弥生時代像に見直しをせまる貴重な資料がたくさん発見されました。

骨格復元竪穴住居  この遺跡は7地区からなり、各地区にはそれぞれ特色があります。居住区域とされるのは「松尾頭地区」「妻木山地区」「妻木新山地区」、首長墓区域は、大・中・小のさまざまな四隅突出型墳丘墓が出土して注目された「洞ノ原地区」 「仙谷地区」「松尾頭地区」、環壕区域である「洞ノ原地区」は丘陵先端部にあります。

土屋根竪穴住居 土屋根竪穴住居の内部>

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今回は「洞ノ原地区(東側丘陵)」を見学

竪穴住居復元方法を見る。         掘立柱建物復元方法を見る。

麦木晩田遺跡のパンフレット

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