因幡地方の山城マップ

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山城の用語解説

■縄張り
 縄張りとは曲輪や虎口、堀などをどのように配置するかを決めた城全体の計画平面図のこと。(右図 クリック)

■曲輪(くるわ)
 堀や土塁で区画された平坦面。城の中心部に設けられたものを主郭と呼び、主郭を中心に小さな曲輪がいくつも連なっています。細長くめぐらされた曲輪は帯 曲輪、腰曲輪と呼ばれています。

■虎口にぐち)
 城の出入り口のこと。最初は平入り虎口と呼ばれる直線の進入路を持つものから側面からの攻撃が可能となる枡形(ますがた)虎口と呼ばれるクランクを持つものへ発展していきます。

■切岸(きりぎし)
 曲輪周囲の自然傾斜を人工的にほぼ断崖に近い状態まで削ったもの。堀と並び山城のもっとも基本的な防御構造の一つ、斜面を削るだけで防御力を高めることがでさるため、山城では多用されています。

■土塁(とるい)と堀(ほり)
 土塁は曲輪や堀の周囲に土を盛りあばた防御施設、上から攻撃したり矢などを防ぐために使用されています。堀は敵の動きを遮るために造られたもので山の斜面に横方向に掘られた横堀など複数の種類 があります。山城は水を張らない空堀が主流です。堀を掘った土を横に盛り上げ土塁にしているものも多数あります。

■堀切(ほりきリ)と竪堀(たてほり)
 堀切は尾根に直交するように造られた堀のこと、主要な曲輪の近くや防御の薄<なる曲輪の背後に大規模なものが掘られていることが多い。竪堀は山の斜面に縦方向に掘られた堀のこと。敵を斜面の横方 向へ動きにくくするために掘られています。この竪堀をいくつも並べたものは畝状竪堀(うねじょうたてぼリ)と呼ばれています。中には堀切と竪堀が一連になったものもあります。
 
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