京都御所

平成26年4月9日(水)

京都御所の春季一般公開に行ってきました。
期間 平成26年4月9日(水)から4月13日(日)までの5日間

事前に学習もしないで行き、多くの見学者の1人として流れに沿って見学・撮影を繰り返しながら順路にしたがって歩きました。
事前学習をして置けば、ポイント地点でしっかりと納得のできる研修が出来たのに残念です。

京都御所
参観者は、宜秋門から参入し、清所門から退出しました。

展示は下記のとおり。
建物 展示内容
御車寄 生け花
紫宸殿 高御座,御帳台
建礼門 開放
清涼殿 釣灯籠5基
小御所 屏風4隻(大宋屏風)
御学問所(北側) 杉戸4面(寿老人(御三間)福井徳元・鶴(御拝道廊下)本多米麓)
御常御殿・東側 人形4体(束帯姿,十二単姿,小袿姿2体)
 
衝立 馬形障子うまがたのしようじの展示 新御車寄しんみくるまよせ
今回展示する馬形障子は,清涼殿西側の渡殿に立てられている2基の衝立で,跳馬図と乗馬の打毬を画いたものです。現在のものは安政内裏御造営(1855年)の際に画かれたものですが,馬形障子は平安時代から設えられていた伝統的な衝立障子です。

馬形障子うまがたのしようじ

新御車寄
 
屏風 大宋屏風の展
大宋屏風は,平安の頃から重要な宮中行事の際によく使用された調度品で,明治元年(1868年)紫宸殿で執り行われた五箇条御誓文の儀式の際や,正月早朝に清涼殿で行われた年中行事の四方拝でも使用されました。打毬の図が画かれている六曲屏風で, 毬杖を肩にした唐人の歩行6名または馬上6名が画かれており,普段は清涼殿の夜御殿に置かれているものを展示します。

大宋屏風(六曲屏風)

大宋屏風(六曲屏風)
 
杉戸絵の展示 御学問所北側
御三間北御縁座敷にある杉戸絵「寿老人じゆろうじん」(画:福井徳元ふくいとくげん)と,御拝道廊下にある杉戸絵「鶴」(画:本多米麓ほんだべいろく)2点を展示します。
「寿老人」は長寿を授けると言われる長頭の老人を画いたもので,古くからの画題のひとつです

寿老人(画:福井徳元ふくいとくげん)

鶴(画:本多米麓ほんだべいろく)
 

建礼門(表から)

建礼門(内部から)
 

紫宸殿ししんでん

生花(御車寄)

御車寄()
 
御所
延暦13年(794)の桓武天皇の平安遷都以来、明治になるまでの1075年間、京都に都があり天皇の住い内裏(だいり)がありました。
最初内裏は、現在の二条城の少し北にありましたが、焼失・再建が度々繰り返されていました。
そのため内裏が再建されるまで貴族の私邸など京中の殿邸を仮皇居とされた。これを里内裏とよばれた。
現在の京都御所は、土御門東洞院殿つちみかどひがしのとういんどのといわれた里内裏が発展したものである。
光厳こうごん天皇が元弘元年(1331)ここに即位されて以後、明治2年(1869)に明治天皇が東京に遷られるまで皇居とされた。
その間には焼失とと再建が繰り返され、現在の建物のほとんどは、安政2年(1855)に再建されたものである。
 
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