石上いそのかみ神宮

 
石上神宮(いそのかみじんぐう)は、奈良県天理市にある神社。

主御祭神は“剣”で布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)として祀ったものとされている。
神武天皇が東征をしながら、紀州熊野にきたとき土地の神の毒気にあたり、兵士が病気になり進めなくなったが、この時、 平国之剣(くにむけしつるぎ)の霊威によって兵を進めることができ、国土平定なされたという。その時の“剣とその霊威”を布都御魂大神 (ふつのみたまのおおかみ)として祀ったものとされている。

参詣日   平成25年4月10日(水)

由緒
神武天皇が物部氏の先祖である宇摩志麻治命(うましまじのみこと)に命じ、平国之剣を宮中に祀らせ た。崇神天皇の代にこの剣を現在の場所に移し石上大神とし、王朝の軍事を司っていた物部氏の氏神としたと伝えられている。 ただ、神武天皇などは伝説上の人物であることなど、この話は伝説であろう。

石上神宮は日本最古の神社と言われているが、創始年代については諸説がありよくわからない。 その名は日本書記にも登場し、そこに記された神宮は伊勢神宮・石上神宮の2ヶ所だったとか。
また、ここは歴史ある道を散策する日本最古の道「山の辺の道」の始点となっている。
 
鳥居
参道から回廊・楼門を見る。
石上神宮の手水舎。木の枝から手ぬぐいを吊るしてあった
 
楼 門
拝殿(国宝)
石灯籠に囲まれて鎮座していた牛の像。
この奥手から山の辺の道が始まっています
 
出雲建雄神社門
摂社出雲建雄神社拝殿(せっしゃいずもたけおじんじゃはいでん)(国宝)   クリック拡大
   
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