場所 岡山県和気郡和気町藤野1385 地図 祭神は和気清麻呂・和気広虫・和気清麻呂の祖6柱・応神天皇。旧社格は県社。 宇佐八幡宮神託事件(道鏡事件)で活躍した和気清麻呂を祀る神社として親しまれている。 拝殿前には全国的にも珍しい狛亥(イノシシ)がある。これは猪が清麻呂の宇佐神宮参拝の際に護衛を行ったり、足を患った際に霊泉に案内したとされ、以来、猪は清麻呂の守護とされてきたことに由来する。 道鏡事件で国難を救い、長岡遷都、平安遷都に力を尽くし、数多くの土木事業を成し遂げた和気清麻呂の生誕地にある氏神。足腰に御利益があるといわれている。 |
参 道 | |||||
随神門 | |||||
■和気清麻呂公 天平5年(733)備前国藤野郡(現和気町)に生まれる。奈良の都に武官として出仕、近衛将監となる。 神護景雲3年、僧道鏡が皇位を望むとき(道鏡事件)、宇佐八幡宮(現宇佐神宮)に勅使として詣で、神託を受け復奏、その野望を阻み国家の危機を救った。 その後、桓武天皇の信頼を得て、摂津大夫・民部卿として長岡京の造営、摂津・河内両国の治水工事に当たった。 延暦13年(794)和気清麻呂公の建言により平安京に遷都。造営大夫として新京の建設に尽力した。 また、和気清麻呂公は、備前美作両国の国造を兼ね、延暦7年、和気郡の河西に新しく磐梨郡(現赤磐市)を独立させ、農民の便宜をはかった。 |
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