鳳凰山 (2,840m)     
鳳凰山(ほうおうさん)は山梨県の赤石山脈北東部にある3つの山の総称である。鳳凰三山とも呼ばれる。
鳳凰三山を構成する山は、地蔵岳(地蔵ヶ岳)(2,764m)、観音岳(2,840m)、薬師岳(2,780m)である。地蔵岳付近南西に赤抜沢ノ頭、薬師岳付近南には砂払の小ピーク がある。地蔵岳と赤抜沢ノ頭との鞍部は「賽ノ河原」と呼ばれ多くの小仏石が安置されている。(ウィキペディアから)

【日  時】  平成20年5月30日(金)〜31日(土)

〈1日目〉
夜叉神峠登山口(7:40)→夜叉神峠小屋(8:45 9:02)→杖立峠(10:30)→2309ピーク(11:35 12:05)→苺平(13:00 13:30)→南御室小屋(14:20)
>往路・復路とも天気は良かったのに登山の1日目は曇りで山はガス、 2日目は雨の中を歩く。期待していた白峰三山や甲斐駒や仙丈の山岳展望も出来ず残念だ。
芦安からはマイクロタクシーで夜叉神峠登山口へ行き、7時40分頃に歩き始める。道は広いが樹林の中を1時間程度で夜叉神峠小屋へ着くもガスで北岳の展望は 出来ず、続いて殆ど展望のない樹林の中を杖立峠へ(夜叉神峠からは登山道)、ピーク2,309mの辺りで昼食し、12時5分に出発、この付近から雪上歩きとなる。 相変わらず樹林の中で殆ど雪上道を歩き14時20分に宿泊地の南御室小屋へ到着。(右図は夜叉神峠登山口)
ガスの中をひたすら歩く
苺 平
南御室小屋
〈2日目〉
南御室小屋(6:00)→薬師小屋(7:50 8:15)→薬師岳(8:30)→観音岳(9:00)→地蔵岳(10:45)→地蔵小屋(11:30 12:00)→五色の滝(12:50)→白糸の滝(13:25)→登山口(17:07)→青木鉱泉(17:15)

雨具に身を固めて6時に出発するも、また雪上歩きとなる。ガマ岩・砂払岳付近を7時過ぎに通過する、この辺りからは素晴らしい展望が見られるのだが? 残念。
8時30分に白い砂礫上に標柱の立つ薬師岳山頂へ、雨と霧のため視界は良くない、絶景の展望は全く得ることが出来ない。(北岳のバットレスが正面に見られるが?)
岩と白砂とハイマツの稜線を北へ進むと巨岩のゴロゴロしている観音岳(鳳凰山最高峰2,840m)の山頂へ9時に到着、360度の展望もだめ。
地蔵岳(賽の河原)へ10時45分、白砂の小平地には何体ものお地蔵様が並んでいた。眼前の地蔵岳山頂部は少し霞んではいたが見られ、オベリスクの肩までは行かなかった。
砂払い付近にて
雪上を滑って下る
オベリスク
 
11時30分に鳳凰小屋に着く、雨は依然として止むことなく物置の軒下を借りて昼食、12時にドンドコ沢へ下山開始。 五色の滝へ12時50分、雨でけむって上の方は見えなかったが相当の落差があり、壮観な滝である。他に白糸の滝・鳳凰の滝・南精進ケ滝あるも時間的に余裕なく、雨の為、素通りする。 青木鉱泉に着いたのは17時15分。
鳳凰山は今年の夏に単独登山を予定していた、ツァーの計画がなければ単独で行って苦労したかも知れない。歩行時間はだいたい合っていたがルートで単独では判断に困ったかも知れない。
 
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