鹿島槍ヶ岳 (2,889m)

鹿島槍ヶ岳は、北アルプス後立山連峰にある山。後立山連峰の盟主とされる。日本百名山の一つ。山頂は南峰(2,889m)と北峰(2,842m)からなる双耳峰である。(ウィキペディアから)

【日  時】  平成20年8月17日(日)〜20日(水)
[コース]
〈1日目〉鳥取―(高速)―豊科IC―大町経由扇沢
〈2日目〉登山口―種池山荘―冷池山荘(泊)
〈3日目〉冷池山荘―鹿島槍ヶ岳―冷池山荘―大谷原(河川公園)―小谷村(泊)
〈4日目〉小谷村―鳥取
 
8/18(土)〈2日目〉
登山口(6:20)→ケルン(8:06 8:20)→石畳(10:32 10:45)→石ベンチ(11:25 11:52)→種池山荘(12:15 12:23)→爺ヶ岳中峰(12:49 12:58)→赤岩尾根分岐(14:25)→冷池山荘(泊)     歩行時間(休憩含む) : 8時間05分
 
歩き始めて一時間程度は急傾斜の樹林帯を歩くも歩きやすい。樹林帯を登って行くと、足下に扇沢の駐車場が見える。 その後の登山道の傾斜はそれほどでもない、ケルンに来て前方を見上げると稜線に種池山荘が見える。
爺ヶ岳南尾根斜面をトラバースして山荘へたどり着いたのは 2時間40後で相当にくたびれた。

種池山荘からハイマツ帯に出ると、緩やかな稜線の先に爺ヶ岳ヶ見られ展望のいい稜線を登る、振り返ると立山連峰が絵に収まっているように見られる。
前方には 鹿島槍ヶ岳、その裾野には冷池山荘が見える。 赤岩尾根分岐を過ぎて冷乗越へ下って樹林の道を登れば冷池山荘に着く。

登山口
振り返って針の木岳を
種池山荘から爺ヶ岳(南峰)
爺ヶ岳(南峰)直下から振り返って<拡大 画面クリック>
8/19(日)〈3日目〉
冷池山荘(4:35)→布引山(5:50)→頂上直前にて引き返す(6:40)→冷池山荘(8: ? 9:05)→高千穂平(10:45)→西俣出合(12:00)→河川公園(13:00)     歩行時間(休憩含む) : 6時間00分

まだ暗い4時35分にヘッドランプを付けて山荘を出発する。樹林帯を過ぎると風が強く、雨はないがガスで展望はきかない。稜線歩きで、風は左側(黒部側)から鋭く切れ 落ちておる大町側へ吹いている。
布引山を過ぎて、50分過ぎた辺りからは突風のような強風となる。危険なので引き返す話をしている時、数秒間ではあるが前方のガスが切れた。何とすぐ目の前が頂上であったが、残念。

  下山を始めて間もなく雨となる。下山途中に、中年の夫婦に続いて、団体ツァーと行き違ったので登頂を断念して下山していると状況報告をする。

冷池山荘から鹿島槍ヶ岳 画面クリック

頂上を眼前に強風で引き返す

強風で立ち往生
 
冷池山荘で下山準備をしていると、下山途中にすれ違った中年の夫婦と、団体ツァーが引き返して来られた。
山荘を出る時は相当の雨が降っており、下山中は時々豪雨となり、登山道も一部では川となった。下山してから分ったのだが、白馬大雪渓では土石流が発生して2名が死亡、1名は連絡不能との報道あり。
 
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