宮之浦岳は、屋久島中央部にそびえる山。標高1,936m。鹿児島県、九州地方の最高峰で日本百名山の一つ。鹿児島県熊毛郡屋久島町内にある。
山域は、ユネスコの世界遺産「屋久島」として登録されている。永田岳(1,886m)、黒味岳81,831m)とで屋久島三山と言われる。宮之浦流水は名水百選に選定されている。(ウィキペディアから) 【登頂日】 平成21年3月23日(月) 淀川登山口(6:07)→淀川小屋(7:07 7:15)→花之江河(9:15 9:23)→投石平(10:15 10:27)→昼食休憩(11:28 11:50)→宮之浦岳(12:28 12:57)→投石平(14:20 14:30)→花之江河(15:15 15:20)→淀川小屋(16:43 16:53) →淀川登山口(17:38) 歩行時間(休憩含む) : 11時間31分 |
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4時30分にホテルを出発し淀川登山口へ6時前に到着するも暗い、準備をして薄明るくなった6時7分に出発する、メンバーはガイドを入れて10名。 木道の階段を登って行くと原生林となり、本土の登山道とは違う違和感を覚えながら歩く、ガイドからモミやツガ、屋久杉の巨木帯に別の木が繁茂している状況を聞き ながらゆっくりと登ったり下ったり、道は木の根っこあり、木道あり、階段があるも整備されていて歩きやすい。出発して30〜40分で淀川小屋へ到着するらしいが 1時間かけて歩く。(画像は登山口) |
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小屋の直ぐ側を流れる淀川を渡り、尾根を登って行き1時間30分程度歩くと、少し緩やかになり、分かりにくいが
右へ入る道あり、これを行くと展望所がある。樹林帯の中を歩いていたので展望所の大岩に乗って、前面に開けた黒味岳や投石岳などが見られ気分爽快となる。 ここで一服してから引き返して本道に戻り10分くらいで小花之江河に出る。 ここは湿地帯であり木道を横切って小ピークを登って下ると直ぐに花之江河で各ルート登山道の合流点、また湿地帯で屋久杉に囲まれた美しい所で、正面には黒味岳が見られ ヤク鹿が草を食んでいた。 黒味岳の分岐を左に分けて山腹を巻くように進み、緩やかな地帯を抜けると大岩が点在する投石平に出る。ここで始めて西方の遠望が見られるようになる、先方に宮之浦岳と 左に永田岳、振り返れば黒味岳が、前方の右には安房岳・投石岳が直近に見える。 |
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投石岳の西側をトラバースして遭難碑の横を通って、安房岳の西側をトラバースして
翁岳との鞍部へ、鞍部から左方の上に見える栗生岳の巨岩を目指して登って行く、栗生岳直下を通ってから下って登れば、まもなく宮之浦山頂に着く。 山頂からの展望は素晴らしく、360の遠望が見られる、開聞岳も望むことができるらしいが今日は霞んで見ることは出来なかったが、硫黄島の噴煙は見られた。 |
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登山道は整備されていて、緩やかな登り・下りの繰り返しである。この間には木道、丸太、プラスチックの板、木の根 っこ、岩盤上の流水、ロープなどある。また岩や木道も傾斜していても滑ることがなく、歩きやすい道である。 | |||||