笹ヶ峰は、愛媛県と高知県の境にあり、石槌連山の東端に控える山で、石槌山、瓶ヶ森と並ぶ「伊予の三名山」と呼ばれ、頂上周辺は広大な笹原がある。標高は1,859.5m 【登頂日】 平成21年8月26日(水) 登山口(5:56)→桑瀬峠(6:54)→寒風山頂上(8:00 8:12)→丸山分岐(9:45)→笹ヶ峰頂上 (9:52 10:35)→寒風山頂上(12:11 12:30)→桑瀬峠 (13:16)→登山口(13:50) 歩行時間(休憩含む) : 7時間54分 | ||||||
寒風山駐車場へ1時過ぎに到着、車内で夜明けを待つ。 時間は日の出前だ、朝焼けした東方の空に飛行機雲が冠山の左方に一直線に見える、右には飛行機雲を引いた飛行機が。今日は素晴らしい天気になるようだ。 コーヒーと大福もちでの朝食、出発の準備をしているとボンゴ車から中年の男性が2人出て来られる、昨日までに5ヶ所の山を登った、今日は寒風山と伊予富士に登るとの事。 | ||||||
話もほどほどにし、お先にと言って出発、樹林に覆われた登山口へ入るといきなり
急登であったが10分位で緩やかとなる、視界はない。やがて樹林帯から抜け出ると
笹原となり稜線が見えて来ると直ぐに桑瀬峠だ。左に行くと伊予富士への縦走路で標
識があり、右方向の寒風山を目指す。笹原を登り樹林帯に入り、梯子やロープなどがあ
る急坂の岩場を越える所もある。稜線ルート歩きで展望をしながら行くと寒風山へ。 頂上から振り返ると岩尾根越しに伊予富士が、遠くには筒上山など、前方には尾根 の彼方に笹ヶ峰が、寒風山からは、ほぼ360度の展望が見られる。 | ||||||
寒風山を過ぎてから相当に下って行くので帰りは大変だと思いながら下る、笹ヶ峰までに数カ所のピークを通過する、景観を見ながらの稜線歩きで苦しさを忘れさせてくれる。山頂に近づいて来ると一面に笹原が広がって来る。この中をストックで夜露を払いながら歩くも股下から靴までずぶ濡れとなる。 笹原をトラバースしていると丸山荘分岐点へ、左に分けて行くと直ぐに笹ヶ峰の頂上だ。 | ||||||
頂上からは360度の展望が見られる、西南方向には瓶ヶ森やその後方には石槌山、北方には沓掛山や北東の遠くに見えるのは赤石連峰か、東方には冠山など、また南方には高知県の山脈が。
頂上には祠がある、誰も居なく1人で展望を満喫して下山する。 桑瀬峠に50年配の男性が伊予富士から下山され休憩されていた。地元の人で一緒に 下山しながら諸々の雑談をしている時、急傾斜で”つまづいて”走り下り、木に捕まって止まる、年寄りは気をつけなければ。 今日は瓶ヶ森の駐車場で車泊予定であったが、疲れたので”山荘しらさ”に宿泊。”山荘しらさ”の管理人夫妻の対応は非常に良く、また来たくなるような気持ちを起こさせる。 | ||||||