手箱山〜筒上山〜岩黒山
(1,806m 1,870m 1,746m)
○手箱山・筒上山は、四国山地西部の石鎚山脈に属する山である<
○手箱山は筒上山直下の大峰宗覚心寺派の道場がある手箱越(1,720m)から東側の稜線上にあり、高知県では三嶺など県境にある山を除けば単独で県内に位置する山としては最高峰である
○筒上山は山岳修験の山であり、筒上山直下の手箱越(1,720m)付近には石垣造りの大峰宗覚心寺派の道場があり、稜線は手箱山へと続く。山頂は特徴的なドーム型の山容である。(ウィキペディアから)

【登頂日】  平成21年10月18日(日)

登山口(7:20)→岩黒分岐(8:00)→丸瀧小屋(8:10)→筒上山分岐(8:30)→手箱越(9:25 9:30)→手箱山(10:10 10:23)→手箱越(11:00 11:05)→筒上山(南)(11:44)→筒上山(北)(11:45 12:20)→手箱山分岐(往路合流点) (13:05)→丸瀧小屋(13:28 13:40)→岩黒山(14:18 14:26)→登山口(15:30)

西条駅前を4時50分に出発し、寒風山トンネル南口へ5時35分、土小屋へ向けて瓶ヶ森林道を走る。6時50分に土小屋へ、登山者で賑わっていたが、殆どの人が石槌山のようだ。
白石ロッヂの右側の登山口から入って5分程度行くと岩黒山・丸滝山分岐となる、岩黒山は帰りに登ることにして右方向の丸滝方向へ、モミと雑木の中の緩やかな石畳のような道を行く。
時には下る所もあり、これで登っているのか、道を間違えたのでは、連れは引き返したらと言う。
疑問を感じながら歩く、40分ぐらいで岩黒山・筒上山分岐(標識あり)があったので安心して歩く、間もなく丸滝小屋(大峰宗覚心寺 丸瀧山修験道場)の前に出た。

岩黒山・筒上山登山口

丸瀧小屋
 

断崖に設置された鋼板の橋を渡って
画面クリック

手箱越え上部から筒上山
  画面クリック
ここから下って丸滝山を少し回りこんで鞍部へ出る、丸滝山を右に見ると断崖になっている。しばらく歩くと急斜面に鋼板の橋が何箇所か設置されて おり、これを渡って下って行くとなだらかな道が続く。途中に筒上山へ行く尾根ルートを右に分けて手箱越えルートへ行く。

展望の効かない登りを50分ほど行くと高い石垣があり、回り込んで石垣の上に行くと有刺鉄線で囲まれた大峰宗覚心寺の道場がある。(手箱越え)道場の前から筒上山が間近に見える。 道場の前の階段を登って、手箱山へ行く、緩やかな稜線歩きで南・北方面の展望を見ながら歩く、紅葉が素晴らしい。
道場から40分で手箱山へ着く、展望はよく、中年男性2人、40代位の夫婦が居られ、太平洋が見えると言われるも初めての地形なのでよく判らなかった。

帰りは同じ道を引き返して、道場前から左方の鳥居をくぐつて、急坂の石段道を登っている時に中年夫婦とすれ違う。
筒上山からの下山と思いきや、崖を鎖で登る自信 がないので引き返しているとの事。

石段を登りきると、崖に設置されている大きい鉄鎖・ロープに捕まって急崖を登る、これまでにも鎖・ロープに捕まって登ることは何度もあったが、今回は恐怖心が 走った。
上は笹原で少し行くと、急登とトラバース気味の道に別れており、急登を行くと南頂上で神社があった、ここから1分程で北頂上に到着。(トラバースの道は北頂上へ直行) 北頂上は見晴らしがよく、祠もある
手箱山頂上 筒上山へロープに掴って 筒上山頂上
手箱山頂上
筒上山へロープに掴って
筒上山頂上
丸瀧の断崖
丸瀧の断崖 画面クリック
岩黒山から北東方面
岩黒山から北東方面 画面クリック
帰りは北尾根筋を踏み跡と赤テープの標識で下山するも、途中で笹こぎの時は少し心配になるも、下山始めて45分で往路の道と合流する。 丸瀧小屋から岩黒山分岐へ行く、ピークを越えると展望もよく、紅葉した山々を見ながらジグザグに登って行くと間もなく岩黒山に到着する。
頂上は狭いが360度の展望が瓶素晴らしい。北東方向に瓶ヶ森・西黒山連山や瓶ヶ森林道ライン、南に筒上山、西に石鎚山など四方の展望が見られる。 下山はルートに従って下りるも予想していた下山口ではなくて岩黒山荘の側に下りた。何処でルートを間違えたのか、今後は気を付けなければ。
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