金峰山(きんぶさん、きんぽうさん)は、山梨県甲府市と長野県南佐久郡川上村の境界にある標高2,599bの山 瑞牆山(みずがきやま)、山梨県北杜市にある標高2,230bの山で、奥秩父の山域の主脈の1つ。 「瑞牆」とは神社の周囲の垣根のこと(ウィキペディアから) 【期 間】 平成22年7月26日(月)〜27日(火) 7/26(月) 登山口から金峰山小屋へ 登山口(6:00)→富士見平小屋(7:00 7:12)→大日小屋(8:18 8:25)→大日岩(9:10 9:41)→砂払の頭(11:00 11:13)→金峰山小屋分岐(11:46)→五丈石(12:37 12:46)→頂上(12:51 13:52) →金峰山小屋(13:10) 樹林帯(シラカバ林など)の中を歩いて30分ほどで林道へ、ここで横浜から来られた中年夫婦と出会う、瑞牆山へ行くとの事。登山標識と並んで里宮神社の標識あるので 寄って行くと話すと、下山時が良いと言われたが安全祈願のため参拝する。 急坂の道を登って行き、少し広くなった平らなところにベンチが設置してあり、樹木間から瑞牆山が見られる。道は緩やかとなりやがて富士見小屋に到着。 登山口小屋の周りは平地で花の時期は素晴らしいだろう。案内標識に従って左方向は瑞牆山、右方向の樹林帯に入って行く、緩やかな広い尾根らしき所から飯森山の中腹を トラバースして大日小屋へ到着。(上図は 富士見平小屋拡大 画面クリック) |
||||||
大阪の中年グループ数名が食事中、下山中で小屋泊まりかと聞くと登山口を3時半に出発したとのこと。私には信じられない強行軍に思われた。 大日小屋を過ぎると周りはシャクナゲが多いのに気づく、まだ花が残っている木を見ながら連れと雑談していると話し声とともに小屋泊まりの中年グループと会う、 続いて中年男女2人とすれ違う、男性が前のグループと一緒だが大日岩に登ったと話された。 その大日岩を左側に見上げながら回り込んで登っていくと大日岩の前で平らな所に出る。ここで、私達も大日岩に登れる所まで行ってみる事にして、上までの7〜8割の辺 りまで行く、展望が見られ遠く南アルプス連峰や、これから行く金峰山が見られた。 |
||||||
展望の利かない樹帯の中を歩くも“きつい”、休憩をたびたび取りながら歩く、最後の急坂を登ると砂払 いの頭で尾根に到着。ここからは360度の展望が見られ、これから行く金峰山とその尾根歩きの登山道が見られるも疲れているので気分爽快とは言えないが 素晴らしい景観だ。尾根は岩稜尾根の上り、下りで右側は絶壁の稜線を行く、途中で学生グループ5名に追い越される。(左は大日岩 右は大日岩から南アルプス) | ||||||
頂上は大きな石の集まりで高い所は狭く、先ほどの学生が陣取って昼食している。少し開けて貰い東西南北の写真を撮る。 富士山は見えない、南アルプス、八ヶ岳、浅間山、奥秩父の連山が見えるらしいが、方向は判るも残念ながら固有名は判らない。 今日の登頂は苦しかった。古希を過ぎてからの高い山の登山は無理か。小屋の人に聞いてみると60代が多いとのこと。6時間半はかかっている、途中に追い越した学生に聞くと3時間半で登頂した。 宿泊は東京からの男性1名を含む若い4人グループと、同じく東京の50代の男性1人の計7名で山の雑談をしながら夕食。 7/27(火) 金峰小屋から瑞牆山へ 金峰小屋(5:20)→砂払の頭(6:03)→大日小屋(7:44 7:52)→富士見平小屋(8:40 8:49)→小川山分岐(9:11)→天鳥川出合(9:18)→瑞牆山頂上(11:11 11:48)→天鳥川出合(13:00)→富士見平小屋(13:34 13:40)→登山口(14:17) 小屋の主人と宿泊者に送られて5時20分に出発、頂上へは行かずにバイパスルートで稜線へ、稜線から霞んではいるが富士山が見える。 富士見平小屋へ下るまで誰にも会うことなく下山、小屋で休憩中に金峰山へ行かれる男性2名と出会う。 富士見平小屋から標識に従って樹木に覆われている緩やかな上り道を行くと小川と山への分岐を右に分けて急激な下りを降りて天鳥川を渡る。ここからは急勾配で、石がゴロ ゴロしており、大石岩のなかの道で、ハシゴやロープに掴まりながら登っていく、途中で中学生グループの下山と4回出会い休憩が増えたのか、元気な挨拶を貰ったのか 昨日に比べて楽だ。 見上げると凄い岩が見える間もなく黒森分岐となり、右へ回り込んで樹林帯の中を行く、前がパッと開けて大きな岩峰の頂上に出る。 今朝下山してきた金峰山や下山ルートが大きく迫って見られ、また南アルプス、中央アルプスは見えるも富士山は見えなかった。前面は切り立った絶壁で前方に大きな岩が 切り立って見える。これが大ヤスリ岩か。 |
||||||
頂上へ着いた時は小学生6年と父親だけであったが、中学生が居たときは大変な混雑で賑やかさが想像できる。その内に登山者が次々と登って来られる、
金峰山と違って人気のある山のようだ。 下山中に富士見平小屋を過ぎてから里宮神社への標識がある。昨日会った中年夫婦が下 山の時が良いと言われた訳が理解できた。駐車場についてから旅館に電話するも団体で満員とのこと。車泊をすることにし増富温泉へ、ここで金峰山宿泊者5人と再開する。 | ||||||