天狗山(392m)

天狗山は岡山県備前市日生にある山で、山頂からの眺めは素晴らしく360度のパノラマが楽しめる。
この展望を利用して、江戸時代中期から大正時代までは旗振りの中継地点となっていて、大阪堂島の米相場を全国に伝える通信が行われたという。

登頂日  平成26年3月23日(日曜日)

ルート地図

登山口(9:10)→1.2km標識(9:43 9:47)→6合目(10:00)→小天狗山(10:24)→頂上(10:37 10:57) →中峰(11:18)→西峰(11:31 12:06)→奥池(12:22)→下池(12:33)→道路(13:08)→登山口(13:32)
寒河八幡宮に参拝して左の小祠の前を通って登山道へ。 雑木林の中の階段状の幅広い道を行く、貯水槽を過ぎると急な勾配の山道を15分ぐらい登ってから振り返って見ると素晴らしい下界の展望が見られる。
登山道は殆どが急坂で岩と砂利の混ざった滑りやすい所や両サイドがシバの道を登って行く。小ピークを三つ乗り越えて頂上へ、三つ目のピークに小天狗山の標識あり、この辺りは緩やかな所で、いったん鞍部へ下って登り返すと頂上となる。
頂上には大きな岩があり、岩の上に三角点が埋め込まれている。

展望は360度の方向が見られるも遠望は霞んでいる。
瀬戸内方面には、日生諸島の島々、その向こうに小豆島、遠く明石大橋や四国の山並みが見えるらしい。
北方向に那岐山が霞んでおぼろげながら見えた。

また、この山は江戸時代中期から大正時代まで米相場を全国に伝えるための旗振り信号の中継点となっていた。

寒河八幡宮

こんな道を

急坂の岩場を

あと1.2kmの標識を見て

6合目から(クリック拡大)

頂 上

頂上の岩に三角点

旗振りの時に乗った岩か
頂上から北西方向へ標識にしたがって下山、雑木林の中の急斜面を木々に捕まりながら鞍部へ降りて、中峰・西峰へとアップ・ダウンを繰り返して低い雑木林の道を行く、リボンや町界標識で迷うことはない。
眺めもよく振り返れば下ってきた天狗山登山路が見える。
西峰を過ぎると眼下に奥池が見られる。

西峰から(クリック拡大)
奥池から車道が通じている、堰堤道路を歩いて下池まで、ここから沢下りで下山する。渡渉する箇所もあり、荒れた箇所もあって降雨時は危険なので注意したい。

こんな箇所を歩く

沢を歩いて
 
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