篭山(906m)

智頭駅の西方にそびえる篭山。

整備された林道がつづら折りに登って行くと切り開いた所に到着し“栗の木”がある。
登山道は尾根直下ルートと尾根ルートに分かれる。左の直下ルートで九十九折りの道を行くと展望望が開けて那岐山が見られる。行き止まりから、直登で尾根に出ると素晴らしい展望が見られる。 尾根歩きの縦走路は展望が良く気持ちいい山歩きが楽しみながら、いくつかのピークを越え篭山山頂へ。

登頂日  平成28年4月20日(水曜日)


ルート図(クリック拡大)


中田登山口(11:26)→牛つなぎ木(11:46)→栗の木(12:00 12:07)→尾根直下(12:31)→尾根(12:38)→無線反射板(13:30) →頂上(13:45 14:15) →尾根下山分岐(15:21)→尾根下り(15:40)→栗の木(15:54 16:05)→中田登山口(16:35)

登山記録は  23年9月登山参照
  1. 登山口は岩神登山道、篭山登山道、急勾配登山道の3ルートがある。(岩神登山道は禁止)
  2. 篭山の中腹には、カヤが丸く生える謎の場所 「蛇の輪伝説」 という言い伝えが残ている。
  3. 山頂は、鳥取港の漁師が目印にすると言われておりました。天候が良ければ日本海が望る。
  4. 林道は整備されているので歩きやすく、尾根登山道(篭山登山道)は緩急が緩やかで、素晴らしい景観を見ながらのハイキングコースです。

「蛇の輪伝説」
惣地に住んでいた貧しい美女が新見地区の素封家の息子と恋に落ちたが、男は裏切って他の良家の娘と結婚してしまった。
絶望した美女は傷心の胸を抱いて篭山へ上り、男の家を見下せる場所を選んで大蛇に化身しとぐろを巻いたまま息絶えた。
その死骸の跡にカヤが生えいつまでも山ろくの家々を見下しているのだと伝えられ“蛇の輪”の近くで草を刈れば必ず指を切るから近寄るなと恐れられている
しかし、今はそこには木が茂り、輪がどこだったのかわからなくなってしまっている。
 

中田登山口
 

尾根ルートから北方向(日本海)

篭山頂上
 
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