猪ノ口山(黒井城址)

猪ノ口山は、兵庫県丹波市にある標高356mの山で黒井城址(国の史跡)がある。 黒井城は別名を保月城(ほげつじょう)ともいう。

築城年代は不明だが、南北朝時代に赤松貞範によって築かれたと言われている。
戦国時代には、丹波の猛将赤井直正が居城した。 天正5年に始まった明智光秀による丹波平定戦の折り、黒井城は光秀に再三に渡り攻められ落城した。
光秀は、春日の局の父斎藤利三が城主とし、今に残るような城の規模に拡張した。
利三の娘である春日局(幼名:福)はこの城で生まれています。山麓にあった里屋敷が、現在興禅寺の建っているところだ。

その後、光秀が「山崎の戦い」で敗れると羽柴秀吉の家臣であった堀尾吉晴が入城。その後、川勝秀氏が関ヶ原の戦いでは西軍に与していたが、徳川家康から赦免を受けて戦後、 家康の命を受け丹波黒井城の最後の城主を務めた。

登頂日  平成28年6月25日(土曜日)

登山口 (10:58)→石踏の段跡(11:35 11:42)→頂上(11:55 )→石踏の段跡(12:38) →登山口(13:09

登山口には左側に「ゆるやかコース」と右側に「急坂コース」があり、急坂コースから登ってゆるやかコースを下山。 登り始めは傾斜のきつい階段を上がって、急な斜面や滑りやすい道を注意しながら登って1時間ほどで本丸跡のある頂上へ到着。昔に登った竹田城跡を想像させる本丸跡。
 

登山口 ゆるやかコース

登山口 急坂コース

初めは急坂を

足踏みの段跡 (曲輪)

足踏みの段跡にある門

樹林帯を抜けて頂上は真近だ

後方は三の丸

二の丸から三の丸へ

三の丸から本丸を見る


本丸から春日町

本丸からのパノラマ (クリック拡大)
 
 
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