篭山(906m)

智頭駅の西方にそびえる篭山。
中田登山口までは舗装されており、登山口から整備された林道をつづら折りに登って行き、“牛つなぎの木”を過ぎると まもなく古い“栗の木”があり、その手前に左折へ行く道がある。

登山道はこの左折道を行くと尾根直下ルートと尾根ルートに分かれる。
左の直下ルートで九十九折りの道を行くと 展望が開けて那岐山が見られる。行き止まりから、直登で尾根に出ると素晴らしい展望が見られる。
尾根歩は展望が良く気持ちのいい山歩きを楽しみながら、いくつかのピークを越え山頂へ。
(ルート展望は下方に記載している登頂日参照)
登頂日  平成30年5月15日(火曜日)

ルート図(クリック拡大)

中田登山口(91:18)→牛つなぎ木(9:46)→栗の木(10:07 10:18)→尾根(10:58 11:06)→無線反射板(11:55 12:00) →頂上(12:13 12:19)→無線反射板(12:29 13:06)→尾根下山分岐(13:58) →栗の木(14:32 14:49)→中田登山口(15:30)
 
  1. 登山口は岩神登山道、篭山登山道、急勾配登山道の3ルートがある。(岩神登山道は禁止)
  2. 篭山の中腹には、カヤが丸く生える謎の場所 「蛇の輪伝説」 という言い伝えが残ている。
  3. 山頂は、鳥取港の漁師が目印にすると言われておりました。天候が良ければ日本海が望る。
  4. 林道は整備されているので歩きやすく、尾根登山道(篭山登山道)は緩急が緩やかで、素晴らしい景観を見ながらのハイキングコースです。
登山口
頂上
頂上から北方向(鳥取)
 
ルート図に記載されている文章
「蛇の輪伝説」
惣地に住んでいた貧しい美女が新見地区の素封家の息子と恋に落ちたが、男は裏切って他の良家の娘と結婚してしまった。
絶望した美女は傷心の胸を抱いて篭山へ上り、男の家を見下せる場所を選んで大蛇に化身しとぐろを巻いたまま息絶えた。
その死骸の跡にカヤが生えいつまでも山ろくの家々を見下しているのだと伝えられ“蛇の輪”の近くで草を刈れば必ず指を切るから近寄るなと恐れられている
しかし、今はそこには木が茂り、輪がどこだったのかわからなくなってしまっている。

「中田古墳群」
7基の古墳がほぼ完全な姿で残っており、大きなものは直径18.5b、高さ2bで、古墳時代後期のものと推定されます。

「豊乗寺」
国宝や重要文化財を有する小寺。境内には、蛇の輪伝説の池や、樹齢600年の大杉(県指定天然記念物)が3本あり、悠々の時を感じさせてくれます。

「金毘羅神社」
本殿壁画に、刻んだ「八岐大蛇退治」の彫刻があり、一見の価値があります。
 
ルート展望記録は23年9月登山参照
 
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