惣地に住んでいた貧しい美女が新見地区の素封家の息子と恋に落ちたが、男は裏切って他の良家の娘と結婚してしまった。 絶望した美女は傷心の胸を抱いて篭山へ上り、男の家を見下せる場所を選んで大蛇に化身しとぐろを巻いたまま息絶えた。 その死骸の跡にカヤが生えいつまでも山ろくの家々を見下しているのだと伝えられ“蛇の輪”の近くで草を刈れば必ず指を切るから近寄るなと恐れられている しかし、今はそこには木が茂り、輪がどこだったのかわからなくなってしまっている。 「中田古墳群」 7基の古墳がほぼ完全な姿で残っており、大きなものは直径18.5b、高さ2bで、古墳時代後期のものと推定されます。 「豊乗寺」 国宝や重要文化財を有する小寺。境内には、蛇の輪伝説の池や、樹齢600年の大杉(県指定天然記念物)が3本あり、悠々の時を感じさせてくれます。 「金毘羅神社」 本殿壁画に、刻んだ「八岐大蛇退治」の彫刻があり、一見の価値があります。 |
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