面影山(おもかげやま)(100m)

平成31年4月17日(水曜日)

面影山は、今木山・甑山(こしきやま)と共に因幡三山(いなばさんざん)の1つである。
因幡三山は、形の美しい山が3つ並び立つ様が大和三山を思わせるため、鳥取市国府町高岡出身の川上貞夫が『因幡のふるさと − 国府町の歴史と文化』(1968年)に 「国府町には、大和三山を彷彿とさせる三つの山があり、面影(俤)山・今木山・甑山がそれであります」(P159)と書いたことに由来する

面影山は、その美しい姿が天の香久山に似ているとして、万葉歌人や国司達は都に残した妻子などを偲んで面影山と名づけた。


出会いの道案内図

面影神社
鳥居の横から「面影出あい道」へ、多聞杉標識で右折して

面影出あい道
鳥居の横(石段)
 

多聞杉
樹齢300年の杉の巨木で鳥取県の銘木100選の木

こんな道を歩いて
 
 

頂上の東屋
 
 

東屋に「わが兄子が 面影山のさかゐまに 我のみ恋ひて見ぬはねたしも(大伴坂上郎女)大伴家持の叔母」は有名
頂上から北方向
頂上から北東方向
 
比丘尼屋敷跡
八百比丘尼伝説は、16歳の娘が、誤って人魚の肉を食べてしまい、永遠の命を得ると言うものです。不老不死となった、八百比丘尼は、肉親や知り合いを亡くし、世をはかなんで、隠遁生活を送りました。その地がこの面影山であるというのです。
 
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