私の住んでいる場所は鳥取市街地を通って日本海へ流れる千代川下流に近い左岸に位置し、市街地から7kmほど南西方向にあります、地区の西端には鹿野城主亀井茲矩が開いた農業用水路の大井手川が
流れる農村地帯で、米の産地を象徴した地区名が名付けられたと言われるほど米作を中心とした純農村でした。 子供のころは、「はったん切り」に乗って牛に牽引させて田を耕して家の手伝いをしたり、至る所にあった「小鮒釣りしかの川」での魚釣り、夏には千代川で毎日遊泳や魚取りをして遊んでおりました。 その後、38年間に渡って故郷を離れている間に「かの川」は全てなくなり、地域には小学校が新築され、バイパス道路が出来、また、一昨年には高速道路が地域内を素通りした。 地域の環境・ 生活様式の変化に伴って純農村から兼業農家へとなっております。 風呂や炊事場の薪取りに大八車で行っていた野山にも道路が、徒歩でしか越えられなかった峠にも道路が出来ており、今はこの道路を散歩ルートとして四季おりおりの変化を楽しみながら過ごしております。
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