平成26年2月12日(水) 志方城址(観音寺)ーー好古園ーー広峰神社ーー書写山園教寺 NHK大河ドラマ「黒田官兵衛」ゆかりの地、兵庫県姫路市へ行きました。 このほか「三木攻め」で縁のある書写山園教寺や、官兵衛の妻・光(てる)が生まれた城、志方城址に行きました。 また、姫路城の西御屋敷跡に造られた約一万坪の池泉回遊式の日本庭園である 好古園を見学した。 志方城址(観音寺) 志方城(しかたじょう)は播磨国印南郡(兵庫県加古川市)にあった平城である。現在、本丸跡は宝積山観音寺の境内、二の丸跡は加古川市立志方小学校になっている、 また 西の丸跡は旧志方町役場であった。 |
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志方城は、黒田官兵衛の奥さんである「光姫」の出身地。 この城の城主・櫛橋家は伊朝(これとも)を元祖とし代々赤松氏の家臣でした。 伊朝より五代の孫、櫛橋左京亮則伊は、赤松政則に仕えて大いに重んじられ、祖父の例にならって播備作三国の財産出納の役をつとめ文明十三年(1481)志方・天神山に城を築き、明応元年(1492)この地に志方城を築きました。 以来、伊家、伊定、政伊と父子四代続き、天正六年(1578)羽柴秀吉の攻略にあって落城した。 |
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伊定の娘、光(てる/幸圓・こうえん)は秀吉の軍師として活躍した黒田官兵衛の妻となり、結婚した翌年に嫡男が生まれました。後の福岡藩主・黒田長政。 現在の観音寺は、志方城落城の後、天正十五年(1587)、宝岩宗珍和尚が城主の墓碑を守るために城の本丸跡に禅寺を建立したのが始まりです。 |
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好古園 姫路城西御屋敷跡庭園 「好古園」は、発掘調査で確認された武家屋敷跡などの遺構を活かして、市制100周年を記念して、平成4年に造営された池泉回遊式の日本庭園である。 好古園は、世界遺産・姫路城を借景にした本格的な日本庭園です。 姫路城の南西に広がる庭園の面積は、約1万坪。池泉回遊式の[御屋敷の庭]や本格的数寄屋建築の茶室・双樹庵のある[茶の庭]など9つの庭園群で構成されている。 |
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廣峯神社 廣峯神社(ひろみねじんじゃ)は、兵庫県姫路市の広峰山山頂にある神社である。 全国にあ る牛頭天王の総本宮(ただし、八坂神社も牛頭天王総本宮を主張している)、別称広峯牛頭天王。 |
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本殿にある「九の穴」は生年月日により運命の星が定められている現代暦の「九星」に相応する。穴深くには自分の守り神が鎮まっているので自分の穴に向かって参拝する。 | ||||||
官兵衛の祖父・重隆の代に黒田家は備前・福岡から姫路に移り、広峯神社の御師(おし)が配る神符(おふだ)とともに黒田家秘伝の目薬を売って財を蓄え、黒田家発展の基礎を築いた。
現在も御師屋敷の建物が残る。 京都・祇園の八坂神社は平安時代に、都を襲った疫病を治めようと、広峯神社の神 を移したとされており、都大路を彩る祇園祭もそのルーツは広峯にある。 |
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書写山園教寺 圓教寺は、兵庫県姫路市の書写山(371m)にある寺院、東西に1qの細長い形で、山間を利用して建物が点在している、康保3年(966)性空上人によって開かれた、比叡山と同じ天台宗の修行道場の寺である。 「西の比叡山」とよばれるほど寺格は高く、西国三十三所中最大規模の寺院、第27番>。 ハリウッド映画『ラストサムライ』、NHK大河ドラマ『武蔵』(2003年)や『軍師官兵衛』(2014年)のロケ地にもなった。 |
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書写山園教寺を見る | ||||||
書写山円教寺は海抜371mの山上にあり、書写山ロープウェイで山上に向かう(15分毎)。 山上駅からさらに表参道の観音像を見ながら山道を20分程登ると仁王門に着きます。ここからが円教寺の境内になります。 摩尼殿から大スギを経て三つの堂、さらに奥の院に行きました。 書写山円教寺(圓教寺)は天台宗の古刹で、その雄大さから西の比叡山と呼ばれます。 康保三年(966年)、性空(しょうくう)上人により開かれた修行道場のお寺です。また西国三十三所第27番札所でもあります。 建造物の多くが国や県の重文に指定されており、樹木と共に1000年を超す歴史的な空間が残されていることに感動を覚えました。 特に「三つの堂」と呼ばれる大講堂・食堂・常行堂がコの字形に建つ場所は何度も映画TVドラマの撮影に使われて有名です。 |
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