書写山 圓教寺
圓教寺は、兵庫県姫路市の書写山(371m)にある寺院、東西に1qの細長い形で、山間を利用して建物が点在している。
康保3年(966)に性空上人(しょうくうしょうにん)によって開かれた天台宗のお寺で西の比叡山とも呼ばれている。
京都の清水寺に似た魔尼殿、性空上人をまつっている開山堂、別名弁慶の学問所と呼ばれている護法堂拝殿、 そして荘厳ないから甍(いらか)を競う 三つの堂(大講堂、食堂、常行堂)など素晴らしい重要文化財がある。
西国霊場の第27番札所三十三所中最大規模の寺院、第27番

ハリウッド映画『ラストサムライ』、NHK大河ドラマ『武蔵』(2003年)や『軍師官兵衛』(2014年)のロケ地にもなった。

境内地図

参詣日   平成26年2月12日(水)         (画像は24年8月26日参詣時を使用)

ロープウェイで山上に向かう(15分毎)。 山上駅からさらに表参道の両サイドにある観音像(西国霊場三十三所の観音像)を見ながら山道を20分程登ると仁王門に着きます。ここから少し歩くと摩尼殿に到着。
摩尼殿の横から西方向へ大スギを経て歩くと 「三つの堂」と呼ばれる大講堂・食堂・常行堂がコの字形に建つている。この場所は映画TVドラマの撮影に使われております。食堂の裏方向に奥の院があります。

ロープウェイ

仁王門
 

摩尼殿
 

大講堂(国指定重要文化財)
寛和2年(986)花山法皇の勅願により創建された。
園教寺総本堂。衆僧の学問と修行場として栄えた。

食堂(国指定重要文化財)
後白河法皇の勅願により創建。修行僧の寝食の
ための建物で別名「長堂」と呼ばれる。
 
墓所
本多家廟所(県指定文化財)--- 姫路城主3人を含む本多家の墓所がある。大講堂東側、塀で囲まれた一画に5棟の宝形造の堂が建ち、それぞれ本多忠勝、忠政、政朝、政長、忠国の墓塔である 五輪塔を安置する。
うち、忠政、政朝、忠国が城主となった。忠勝の廟堂の隣にある2基の五輪塔は本多忠刻とその子の幸千代の墓がある。
 
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