三国山(標高1,252m)は中国山地(因幡国・伯耆国・美作国) 鳥取市(佐治町)と鳥取県東伯郡三朝町、岡山県苫田郡鏡野町の境界であるところから三国山と呼ばれている。 【登頂日】 平成23年11月27(日) 登山口(9:16) →標識(山頂まで1.6km)(9:55)→頂上(11:12 12:06) →標識(山頂まで1.6km)(13:04)→登山口(13:31) | |||||
登山を始めた頃に(14年)山王谷林道へ入るも集落の人がこの道は通行止めになっていると言われた。その後、この道は狭くすれ違いも出来ないS字カーブの連続、断崖絶壁のような箇所を通る、登山口まて7.5kmあるとか聞いていたのでなかなか行く機会がなかった。 インターネットで見ると行けるので駄目なら引き返すことにして行った。普通車でも通行が可能な道になっており登山口まで行けた。距離は7.3kmであった。 悪路を走ると思っていたのに良くなってたのは登山口よりも先で今年7月から治山工事が始まっていた。そのために工事用車両が入るので道が良くなったのでは。 |
|||||
鳥取市用瀬町から用瀬橋を渡って国道482号線に入り佐治川に沿って奥津方面へ行く、佐治川ダムを過ぎて中集落に入ると右側に入る道路(山王谷林道)があり、判りにく
いが国道右側に三国山登山口の道標がある。 道幅は狭いが舗装されているも直ぐに地道となり、S字カーブを繰り返しながら、また右側は断崖絶壁になっている箇所を通りながら行くと道端に3〜4台は駐車可能な場所がある、下方に避難小屋が見える。 登山口はここから10bぐらい行った所で標識がある。上の左図の画像は 登山口 |
|||||
登山口から丸太の敷かれた階段を上っていく、階段は延々と続き傾斜もそれなりにきつい。程なく小尾根となり緩やかな登り下りをして、ブナの大木が林立している場所を通る、急な登りにはローブがあり丸太階段となっている。この丸太階段は三国山の主峰に至るまでの登りには古くなっているが殆どの所に設置されていたようだ。 小尾根を過ぎると「山頂まで1.6q」の標識とベンチがある、大杉の中を通り抜け左右に笹の茂る道を進む、右方向には三国山(北峰)の稜線が見られる。 |
|||||
前面の三国山主峰(南峰 ?)を巻くようにして斜面の右方向へトラバースしながら登って行く、途中に三カ所の谷を越えるが、垂直に下って垂直に上るので梯子が設置されているも雪に覆われて苦労する、
最初の谷を渡る時は梯子に行くまでの数メートルは急傾斜で道幅が狭く右は崖となっており、張られたロープに掴って行くも雪のため滑って滑落の恐れあり、引き返すか迷った。 帰りには梯子に掴まる時にカメラを落とし数メートル落下するも雪の上で助かった。 |
|||||
谷越えが終わるとまもなく三国山(南峰)から北峰への尾根筋に出る、ブナ林の中を緩やかに登って行く、何とも言えない素晴らしい雰囲気に満足する。山頂に近づくと周りがクマザサとなり直ぐに北峰の山頂へ到着。 山頂には展望台があり360の視界が見られ北方向には鷲峰山が、また湖山池が?、西方には大山が見られるらしいが霞んでいて残念。下方には町らしき場所が見える倉吉近辺の町かもしれない。 | |||||