(聖なる 神尾峰か) | |||||
今年は那岐山に13回登っている、山登りを始めてからは54回だ。 振り返ってみると、結果として近辺の他の山に比べて格段に多い。理由は良く判らないが、山に行きたくても行き場所が決まらない時には那岐山として来た。交通の便、登りやすい山であるかも知れない。 さて、この山に毎日のように登っておられる俗称、「鉄人さん」やMさんが居られる、鉄人さんは数年前に1,000回を越えて津山の方のテレビに放映された。 昨年の12月27日に登っている時に下山して来られる鉄人さんと出会う、今日は247回目で今年は250回にすると話される、頂上ではMさんに出会う、Mさんは160回を目指していると言われる。 那岐山は、何時登っても誰かに出会っている。 この山は。 那岐山(なぎさん)は鳥取県八頭郡智頭町と岡山県勝田郡奈義町の境界にある山。 「なぎせん」とも呼ばれる。氷ノ山、後山などと並んで、氷ノ山後山那岐山国定公園の区域に指定されている。 山の名は、伊邪那岐命(イザナギノミコト)と伊邪那美命(イザナミノミコト)という国造りの神がこの峰に降臨した伝説に由来するとも、また近隣の後山との高さ比べに敗れて泣いたため「ナキノセン」と呼ばれたとも言われている。(ウィキペディア) また、名木野仙、奈義能仙きされ、本来はナギノセンのようだ。 ナギサン、ナギセンと呼ぶようになったのは帝国陸軍の陸地測量部が地形図に記した明治以降こと。 |
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国道53号線から(20. 2.12) |
国道53号線から(23.11.22) |
那岐山は神の山 Cコース駐車場から頂上に至る登山道側にある大岩には神が鎮座した彫り跡が見られる。 |
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1時間ぐらい歩いて大神岩 (神仏ポイント1の標識あり) |
大岩の下へ回ってみると「不動明王」の岩 |
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頂上まで500m標識の所にある 大岩に「須佐之男?」 (神仏ポイント2の標識あり) |
三角点ピークの平地に 神聖なものかロープで囲った「 石 」? |
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三角点ピークから下って避難小屋から登って頂上へ行く。 避難小屋の手前 (神仏ポイント3の標識あり)の右方向に大きな岩の群石があり神名の彫り跡がある。 |
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「天照大御神 」 |
傾斜した岩の下方に「伊邪那美?」 |
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「奈義神 」 |
「伊???命」 |
鳥取県側の智頭町大背に那岐神社がある。 那岐山上には奈義神が鎮座していたが、大背には旱魃が続き、思いあまって宇塚地区に勧請奉斎したところ豊作になったという。 《奈義神は伊弉諾尊(イザナギノミコト)、 伊弉冉大神尊(イザナミノミコト)》 ただし那岐神社の主祭神は伊弉諾尊、 伊弉冉尊をさらに遡る国之常立神(くにのとこたちのかみ)で天地創成神話に現れる神代七代の第一代の神である。 (伊弉諾(イザナギノ)尊、 伊弉冉大神(イザナミノ)尊は第七代の神である。) 岡山県側の諾(なぎ)地区に諾神社がある。 この祭神は伊弉諾 (イザナギノ) 尊、天照大御神、素戔鳴(スサノウ)尊である。 どちらの件をとってみても、奈義の神すなわち那岐山の神はイザナギノミコトの意味である。 社伝は「那岐山の山頂、神尾峰に座していた那岐大明神であり、後世に南麓の不老の森に降ろされて諾神社と呼ぶようになった」という。 那岐山は聖なる「神尾峰」。 |