エドックスがヴィンテージ感漂う「スカイダイバー」の新たな復刻モデルを発表
エドックスは、ミリタリーウォッチの復刻モデルがそろう「スカイダイバー」コレクションの最新作として「スカイダイバー オートマティック リミテッドエディション」の2モデルを発表した。世界限定600本で展開される本作は、1969年に製造されたモデルを、スーパーコピー時計 N級最新の技術を用いて忠実に再現しながらスペックアップが図られている。
アーカイブモデルを現代の技術で復刻
1884年に創業し、長い歴史を持つエドックスは、これまでに培ってきた遺産の探索を現在も積極的に行っている。エドックスのチームは残されたアーカイブを調査し続け、スカイダイバーの起源が1960年代にまでさかのぼることを発見した。
エドックスの中でも注目が高まりつつある「スカイダイバー コレクション」が復刻したのは2019年のことで、エドックスの工場書物庫から見つかった、あるデザイン画がきっかけだったという。それは、数十年前に生産されたものの、長い間公にされることの無かったモデル「スカイダイバー」のスケッチである。
このアーカイブピースのデザイン画には、「1973年／特別限定生産」という文字のみ添えられており、それ以上の情報は無く謎に包まれていた。かつてエドックスに勤めていたウォッチメーカーは、この時計は、あるスイス軍の大佐が極秘で依頼した軍用ウォッチだということを発見。大佐は、彼の部下である精鋭パラシュート部隊隊員に提供するための堅牢な時計をエドックスでオーダーしたのだ。
エドックス「スカイダイバー オートマティック リミテッドエディション」
自動巻き（EDOX Cal.80）。26石。2万8800振動／時。パワーリザーブ約38時間。SSケース（直径42mm、厚さ13.9mm）。300m防水。世界限定600本。26万4000円（税込み）。2022年2月発売開始予定。
今回、エドックスはスカイダイバーコレクションに世界限定600本の新作「スカイダイバー オートマティック リミテッドエディション」2モデルを追加した。本作は、1969年のアーカイブから復刻したモデルで、ケースの形状や個性的なインデックスを持つダイアル、大ぶりのリュウズ、そしてドーム型の風防を忠実に再現すると同時に、最新の技術や素材を使ってアップデートを施した。カラーバリエーションとして、ダイアルとインデックス、ストラップにグリーンを採用したモデルも用意されている。
エドックス「スカイダイバー オートマティック リミテッドエディション」
自動巻き（EDOX Cal.80）。26石。2万8800振動／時。パワーリザーブ約38時間。SSケース（直径42mm、厚さ13.9mm）。300m防水。世界限定600本。26万4000円（税込み）。2022年2月発売開始予定。
ヴィンテージ感のある風貌に拍車をかけるのはダイアルだ。引き締まって見えるセミマットのブラックダイアルは、視認性を向上を重要視している。大きさの異なる大小のアプライド式のインデックスと時分針には、ベージュとホワイトのカラーのスーパールミノバを塗布し、レトロな雰囲気を演出するとともに暗闇での視認性を確保している。また３時位置には、実用的なデイト表示の小窓を設置。ホワイトの縁取りを施し、存在感を高めるとともにデザインのバランスを整えた。
5分おきの目盛りを配した逆回転防止ベゼルは、耐傷性の高いセラミックス製。また古典的なドーム型風防には、ある程度厚みを持たせたサファイアクリスタルを採用している。この風防と気密性を高めるねじ込み式のリュウズ、堅牢なケース構造を組み合わせるなどにより、300ｍ防水の防水性能を実現した。スクリュー式のケースバックには、エドックスのロゴと空挺部隊をイメージしたモチーフの刻印があしらわれている。
本体と相性の良いのが、柔らかな質感のブラウンレザーストラップに施されたストラップだ。ワンポイントのステッチは、クチュールセリエと呼ばれる手縫いの技法によるもので、デザインを印象付けると同時に、ストラップ裏側の折り返し部分を補強している。
また、このストラップはアビエ式バネ棒によるインターチェンジャブル仕様で、付属のブラックレザーストラップとの付け替えがユーザー自身で可能。持ち運びに便利な、専用の時計レザーケースも同梱されている。
リュウズガードのない42ｍｍ径のケースに自動巻きムーブメント、Edoxキャリバー80を搭載。ケース素材には錆びにくいとされる316Lステンレススティールを採用している。